週刊スーパーマーケットニュース 関西フードマーケット、価格訴求型フォーマットに挑戦
関西フードマーケット(大阪府)は、「関西スーパー デイリーマート市岡店」(大阪府大阪市)を4月23日に改装オープンした。これまで営業してきた「関西スーパー市岡店」(大阪府大阪市)を改め、毎日の必需品を低価格で提供する店舗に転換した。関西フードマーケットは低価格帯の商品政策(MD)に初めて取り組む。(4月18日~24日までのニュースをまとめました。)
アークス
<2月期決算>売上高が初の6000億円超えも減益
2025年2月期決算(連結)は、売上高が対前期比2.8%増の6082億円、営業利益が同5.3%減の159億円、経常利益が同4.9%減の175億円、純利益は同6.0%減の110億円となり、売上高は初の6000億円超えとなったが、減益で着地した。
連結会計年度末の店舗数は、2店舗を閉店したことで計375店舗となったが、ユニバースが1店舗を移転開店したほか、既存店の活性化を図るため、ラルズ4店舗、ユニバース4店舗、ベルジョイス6店舗、福原2店舗、道北アークス2店舗、東光ストア2店舗、道南ラルズ2店舗、道東アークス1店舗、オータニ1店舗の計24店舗で改装を実施した。うち7店舗はスーパーアークスへの変更を伴う改装だった。
既存店については、節約志向の環境下、客数は同0.1%減とほぼ前年並みを維持。1点単価は同3.7%増、1人当たり買上点数は同1.2%減で推移し、既存店客単価は同2.5%増、既存店売上高は同2.5%増と伸長した。
売上総利益率は25.1%。第4四半期における競合出店の影響もあって通期で0.2ポイント低下。販売費および一般管理費(以下、販管費)は予算内で推移し、第4四半期はさらに経費節減に努めたが、人件費や減価償却費の増加などもあって、売上高に対する販管費率は0.1ポイント上昇し22.5%となった。売上総利益が35億円増にとどまり、販管費が44億円増えたことで、営業利益は8億円減少した。
26年2月期の連結業績については、売上高で同2.4%増の6230億円、営業利益で同2.9%増の164億円、経常利益で同2.6%増の180億円を計画し、増収増益を見込む。
ベイシア
「推しベイシアプレミアム」ランキングを発表
「ベイシアプレミアム」の発売2周年を記念して「推し商品投票キャンペーン」を実施。顧客・従業員計9000人によるランキングを発表した。1位は「別海のおいしい牛乳」、2位は「ガーリックペッパーポークステーキ用」、3位は「大粒肉々焼売」だった。4月23日から各店舗で、「推しベイシアプレミアム」ランキング上位商品のPOPや店内掲示物を掲出した。
東武ストア
鉄道グッズフェアを開催
4月29日から5月11日までの期間、東武スカイツリーライン(伊勢崎線)「東武動物公園」駅前店で「東武鉄道グッズフェア」を開催する。子どもに人気の鉄道グッズから希少な鉄道部品(ジャンク品)まで、通常は店舗で見かけることの少ないアイテムを多数揃える。