マルエツ、「クロス大山店」をオープン! 再開発進む人口増加エリアでドミナントをさらに深耕

阿波 岳 (ダイヤモンド・チェーンストア 編集記者)
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マルエツ(東京都/本間正治社長)は424日、東京都板橋区に「マルエツ クロス大山店」(以下、大山店)をオープンした。東武東上線「大山」駅南口から徒歩4分、8階建て・239戸が入る新築分譲マンションの1~2階部分にある。周辺は再開発が進むエリアで、全長560m・約200店舗が軒を連ねるアーケード商店街「ハッピーロード大山商店街」に面していることもあり、集客が期待できる好立地に出店を果たした。売場の様子を速報する。

4月24日、東京都板橋区にオープンした「マルエツ クロス大山店」

さらなる人口増が見込まれる再開発エリアに出店!

 大山店の周辺では、「大山町クロスポイント周辺地区再開発」に基づき、ファミリー向けのマンションの建設や、商業区域の再開発が進んでいる。店舗の半径500m圏内には、18021人/1452世帯が居住しており、今後さらなる人口増が見込まれている。板橋区平均と比べて単身世帯が多く、年齢別人口構成比は2039歳と若年層が目立つのが商圏の特徴だ。

 競合店は、北50mに「スーパーみらべる大山店」、西200mに「コモディイイダハッピーロード大山店」がある。一方自社店舗は、南1.1kmに「板橋南町店」、西1.8kmに「板橋駅前店」があり、大山店の出店により板橋区内でのドミナント強化を図る。

 なお、今回の出店により同社が東京都内で展開する「マルエツ」「マルエツプチ」を合わせた店舗数は152店舗となり、板橋区内では7店舗目、全国の総店舗数は308店舗となった。

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記事執筆者

阿波 岳 / ダイヤモンド・チェーンストア 編集記者

大学卒業後、社会の荒波にもまれる日々を経験。そこで書籍や会報誌の編集に携わるうちに、メディア事業への興味が芽生え、今に至る。
趣味は喫茶店巡りと散歩。喫茶店での一杯のコーヒーや、街角の散策を生きがいとしている。
これまで全都道府県を制覇するという小さな目標を達成した。何かを極めたり、制覇したりすることには、なぜか人一倍の熱意を注いでいる。
最近の悩みは、ここ数年で増えた体重との戦い。健康の大切さを意識しつつも、喫茶店のコーヒーに合わせたスイーツや、ランチの大盛りがやめられない。今日もまた元気に「大盛で!」と注文しつつ、明日こそ控えめにしようと心に誓っている。

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