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週刊スーパーマーケットニュース マックスバリュ東海、3タイプ店舗でドミナント化を進める

マックスバリュ東海は、2024年2月期の決算を発表した。連結ベースで営業収益は対前期比4.5%増となった。営業利益・経常利益・当期純利益ともに前期比30%を超える伸びをみせ、23年2月期の減益を一気に挽回した。新規出店や改装が牽引して、営業収益は過去最高の3667億円、営業利益・経常利益・当期純利益も同様に過去最高を達成した。客数・客単価がアップして既存店売上は同3.5%増え、効率化投資で生産性が向上したことが功を奏した。「マックスバリュ」や小型店舗の「マックスバリュエクスプレス」、そして3年前に展開を始めた無人店舗「Maxマート」。その「Maxマート」はすでに55店舗を展開している。今年度中には100店舗体制を実現しそうな勢いだ。3タイプの店舗で地域と職域を埋めるドミナント化は着実に進んでいる。(4月5日~11日までのニュースをまとめました)

Max マート 常滑市役所店(マックスバリュ東海 ニュースリリースより)

U.S.M.H
2024年2月期決算は営業・経常増益

 4月9日、ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス(東京都、U.S.M.H)が発表した。2024年2月期決算(連結)は、営業収益が7066億円(前期比0.3%減)、営業利益がの69億(同8.2%増)、経常利益が69億(同6.0%増)、当期純利益の10億(同24.6%減)となった。主要連結子会社の営業収益は、マルエツで3901億(同3.8%増)、カスミで2698億(同5.2%減)、マックスバリュ関東で451億(同4.0%増)を計上。グループ全体では、売上総利益率が前期に比較して0.4ポイント改善したことを受けて営業総利益は前期比1.0%増となったが、販管費については前期比0.7%増と前年を上回った。

 連結会計年度は、マルエツとマックスバリュ関東では来店客数と客単価が回復した。営業収益、売上総利益をはじめとした数値の改善により増収増益を達成。一方カスミは、昨年7月から新たなカードを発行し、顧客ごとの嗜好やニーズに合わせ細やかな買物特典を提供するとともに、現金払いの顧客にもデジタル体験とサービスを提供することを目指して新たな取り組みを開始した。初動において浸透期間を要したことが営業収益に影響して前期比5.2%減となり、減益につながった。

 20252月期の連結業績予想については、営業収益で7451億円(前期比5.4%増)、営業利益は85億円(同23.1%増)、経常利益での84億円(同21.9%増)とし、大幅な回復を見込んだ。

セブン&アイ・ホールディングス
MEL認証の「完全養殖ぶり」を新発売

 48日から順次、グループ共通のPB「セブンプレミアム フレッシュ」から初のMEL認証を取得した「完全養殖ぶり」を、イトーヨーカドーとヨーク一部店舗で発売する。MEL認証は国際規格に準拠した水産物の認証制度で、今回発売する「完全養殖ぶり」は天然資源に依存することなく、人工孵化から成魚まで養殖で育てている。持続可能な水産資源の利用の観点から発売にこぎつけた。

サミット
「もぐもぐチャレンジ」で寄付

 賞味期限・消費期限間近の商品から購入してもらうことで、まだ食べられるのに捨てられてしまう商品を削減する取り組み「もぐもぐチャレンジ」を通じ、集まった寄付金117万円あまりを認定NPO法人国連WFP協会へ寄付した。「もぐもぐチャレンジ」は、賞味期限・消費期限間近の商品に従業員が「もぐもぐシール」を貼り、顧客がその商品を購入後、「シール」を専用台紙に貼って寄付箱に入れると、台紙1枚につき10円(シール1枚につき1円)を寄付する取り組み。

アルビス
小商圏戦略店舗の2号店をオープン

 322日にオープンした小商圏戦略店舗「albis KULASU(アルビスくらす)」の1号店「泉が丘中央店」に続き、329日に2号店の「内灘店」をオープンした。売場面積300坪を基準にしたローコストオペレーション店舗で、店舗コンセプトは「おいしさを+プラス」と「安さを+プラス」。地魚を使用した鮨、刺身、魚惣菜を切りたて・出来立てで提供し、出来たて・揚げたての惣菜を販売する。いつ来店しても買得で便利に買物しやすい、毎日の安さを実現していく。

遠鉄ストア
「袋井久能店」をオープン

 49日に遠鉄ストアは「袋井久能店」を新規オープンした。袋井市では2番目となる店舗で、鮮魚は、必要なものを必要な量だけ購入できるよう、近海魚や干物をばら売りし、しらすや塩辛などは量り売りを実施している。精肉については、国産豚肉の品揃えを拡充した。味付け肉は商品数・売場スペースともに全店舗中で最大にした。総菜は、初めて店内で手づくりしたおにぎりを提供する。肉総菜や海老天・エビチリなどの品揃えを充実させた。冷凍食品については、全店舗中で最大のスペースを設けて300品を品揃え。特に需要が高まっている冷凍野菜・果物の品揃えを強化した。

 環境に配慮した取り組みも行い、店舗消費電力の約25%を再生可能エネルギーで賄うオンサイトPPA形式を導入している。災害時の停電時の補助電源としても活用ができる。また、売場の冷暖房効率向上を目的に、出入口にエアーカーテンを初導入した。

マックスバリュ東海
Maxマートを一気に18店舗オープン

 ヤマハ発動機とグループの施設内に、無人店舗Maxマートを18店舗をオープンした。また、48日にはトピア本社内(三重県鈴鹿市)にもオープンし、Maxマートの展開は計55店舗となった。

バローグループ
<タチヤ>「楠店」を開設

 タチヤでは、21店舗目になる「楠店」を412日にオープンする。店舗の売場担当責任者は「市場での仕入れ」「店舗への配送」「商品の陳列」「売価の決定と販売」を一貫して行う「仕入れ担当責任制」を採用している。直接仕入れて、毎日売り切ることを社是にしている。