新生西友の戦略が具現化！イーアス春日井店の売場づくりを徹底解説
西友イーアス春日井店
〒486-0842 愛知県春日井市六軒屋町東丘22 イーアス春日井1F
電話：0568-86-0515
JR中央本線「春日井」駅からクルマで7分
見どころ
▶品揃えの豊富さと鮮度感を打ち出す青果売場
▶生鮮部門と連携した「生鮮総菜」を導入!
▶PBを集積した「みなさまのお墨付き」コーナー
西友（東京都／大久保恒夫社長兼最高経営責任者）は10月22日、愛知県春日井市に食品スーパー（SM）業態の「西友イーアス春日井店」（以下、イーアス春日井店）をオープンした。西友は2021年12月期、4店舗の新規出店計画を公表しており、同店はその最終店舗となる。
イーアス春日井店はJR中央本線「春日井」駅から直線距離で約1.7㎞の場所にある。住宅総合メーカーの大和ハウス工業が新たに開発した大型ショッピングセンター（SC）「iias（イーアス）春日井」の核テナントとして出店、同SCの1階部分に入る。
新規オープンではあるものの、西友は1977年6月、この場所に「西武春日井ショッピングセンター（92年にザ・モール春日井店Part1に名称変更）」としてオープンしており、19年2月に閉店している。自社SCからSC内SMに生まれ変わり、約2年8カ月ぶりに再出店した格好だ。
店舗は交通量が多い国道19号沿いにあり、周辺は住宅街が広がる。西友広報によれば、店舗から5㎞圏内には約11万4000世帯／約28万人が居住するという。商圏内のクルマの保有率も高いとのことで、ファミリーを中心にクルマでの来店が期待できる立地だ。
西友では21年3月に大久保氏が社長兼CEOに就任し、株主構成も大きく変わり、新たなスタートを切っている。イーアス春日井店の売場づくりでは、西友の新体制の方針が色濃く反映されている。
特徴的だった売場を見ていくと、まず特筆したいのは
取材・文
静岡県榛原郡吉田町出身。インターネット広告の営業、建設・土木系の業界紙記者などを経て、2016年1月にダイヤモンド・リテイルメディア（旧ダイヤモンド・フリードマン社）入社。「ダイヤモンド・チェーンストア」編集部に所属し、小売企業全般を取材。とくに興味がある分野は、EC、ネットスーパー、M&A、決算分析、ペイメント、SDGsなど。趣味は飲酒とSF小説、カメラ
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