日本郵政、かんぽの宿事業を譲渡へ

ロイター
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日本郵政のロゴ
10月1日、日本郵政は、「かんぽの宿」のうち32施設の事業をマイステイズ・ホテル・マネジメントやシャトレーゼホールディングスなどに譲渡すると発表した。写真は日本郵政のロゴ。2015年11月、都内で撮影(2021年 ロイター/Toru Hanai)

[東京 1日 ロイター] – 日本郵政は1日、「かんぽの宿」のうち32施設の事業をマイステイズ・ホテル・マネジメントやシャトレーゼホールディングスなどに譲渡すると発表した。

譲渡価額は約88億円。

新型コロナウイルス感染症の拡大などにより、かんぽの宿事業は苦戦を強いられ、20年度は約113億円の経常損失を計上していた。今後も厳しい状況が見込まれることから、ホテル・旅館運営に実績のある事業者への譲渡が最善と判断した。

今回の譲渡に伴う特別損失を含む22年3月期連結決算への影響は現在精査中としている。

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