ローソン、食品宅配サービス「menu」の取り扱い開始、5社目

ダイヤモンド・リテイルメディア デジタル推進室
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ローソンの店員から商品を受け取る「menu」の配達員
東京と大阪の88店舗でmenuによる商品の注文を受け付ける

 ローソンは9月30日、menu(メニュー、東京都新宿区)が運営するフードデリバリー(食品宅配)サービス「menu」の取り扱いを始める。同社が取り扱うフードデリバリーは「Uber EATS(ウーバーイーツ)」「foodpanda(フードパンダ)」「Wolt(ウォルト)」「DiDi Food(ディディフード)」に次いで5社目となる。

 menuはレアゾン・ホールディングス(HD、同)の子会社で、テイクアウトの料理を注文するアプリとして2019年にスタート、20年からフードデリバリーも始めた。加盟する約7万3000店舗の商品を注文できる。

 ローソンでは、まず東京都の56店舗と大阪府の32店舗でmenuによる注文を受け付ける。注文可能なのは弁当、おにぎり、総菜、加工食品、日用品など約500品目。menuは1回の注文で2店舗の商品を選ぶことができる「コンボ注文」が特徴で、例えばローソンの飲料やデザートと飲食店の料理を組み合わせて注文すると、2回に分けて注文するより配送料が安くなる。

 menuが加わることで、ローソンのフードデリバリー取扱店は33都道府県の2204店舗に広がる。

 menuは21年6月にKDDIと資本業務提携した。menuと親会社のレアゾンHDは、KDDIからの出資と複数の金融機関からの融資を含めて100億円の資金を調達した。

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