関西スーパー、オーケーの買収提案に対する見解を公表

ダイヤモンド・リテイルメディア デジタル推進室
Pocket

関西スーパー
関西スーパーマーケットは9月24日、オーケー(横浜市)からの買収提案に対する見解を公表した。

 関西スーパーマーケットは9月24日、オーケー(横浜市)からの買収提案に対する見解を公表した。オーケーによる完全子会社化よりも、すでに合意しているエイチツーオー(H2O)リテイリングとの経営統合のほうが企業価値、株主利益の観点から望ましいとして、その理由を列挙している。

 同社はオーケーから6月上旬に株式公開買い付けによる連結子会社化の提案(7月下旬にはオーケーが完全子会社化の提案に変更)を受けたが、その後、資本業務提携関係にあるH2Oと株式交換方式によって経営統合することを発表した。

 今回公表した見解では、オーケーとは企業理念・ビジョンに相違がある、ディスカウント型スーパーのオーケーとは業態および顧客層、店舗運営手法などが異なる、関西スーパーは関西圏、オーケーは首都圏を地盤としており物流や仕入れでのシナジー効果がない、などの理由を挙げ、オーケーによる買収提案に否定的な考えを示した。

 また、第三者機関が算定したH2Oとの統合後の理論株価も公表。アイ・アールジャパンは1株当たり2400〜3018円、プルータスは1787〜3128円で、オーケーの提案による公開買付価格2250円をおおむね上回っており、H2Oとの統合のほうが株主利益に資するとしている。

 H2Oとの統合スキームでは、関西スーパーを親会社、H2O傘下のイズミヤと阪急オアシスを子会社とする株主交換を行った後、H2Oに関西スーパーの株式を交付し、関西スーパーがH2Oの連結子会社となる。その後、関西スーパーは食品スーパー事業を分割して、子会社(新関西スーパー)に事業を継承、中間持ち株会社となる。

人気記事ランキング

© 2022 by Diamond Retail Media