日本マクドナルド、地域社員制度を導入、店舗クルーの正社員化推進

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勤務地や勤務シフト時間を限定することで、主婦や高齢者などにも正社員化の道を開く 写真は2月15日、東京で撮影(2021年 時事通信)

 日本マクドナルドはパート・アルバイトとして働く店舗クルー(従業員)の正社員登用を推進するために地域社員制度を導入、9月1日付けで54人が正社員となった。

 日本マクドナルドでは15〜93歳までの約18万人が店舗クルーとして働いている。遠方への転勤がない地域社員制度を導入することで、意欲のあるクルーが長期安定的に働ける環境を整える。

 地域社員の勤務地は、自宅などの現住所から通勤可能な店舗に限定される。勤務シフトは午前8時から午後8時の間を基本とし、家事や育児などとの両立に配慮する。休暇は月10日(2月は9日)で、うち2日は土・日曜日や祝日に休めるようにする。

 交通費全額や賞与を支給、有給休暇や確定拠出年金、社会保険、育児・介護休業などの福利厚生制度も利用できる。

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