味の素AGFもコーヒー値上げ、10月から約20%

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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 味の素AGFは8月3日、家庭用レギュラーコーヒーを10月1日納品分から値上げすると発表した。コーヒー生豆の国際相場は2月から上昇を続けており、円安傾向もコスト増の要因となっている。このため、製品価格に転嫁することを決めた。

 対象は家庭用レギュラーコーヒー14品と、通信販売用レギュラーコーヒー26品。今回の価格改定によるスーパーなどの店頭価格の上昇幅は20%程度と同社では推測している。

 家庭用では「マキシム マスターおすすめのブレンド」「ブレンディ やすらぎのカフェインレス」など、通販用では「ちょっと贅沢な珈琲店」「ブレンディ ドリップパック」などが対象となる。

 レギュラーコーヒーについては、UCC上島珈琲が9月1日から値上げを実施することをすでに表明している。同社の対象商品についても、店頭価格は20%程度の上昇が見込まれる。

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