ローソン、配車サービスのDidiと連携した宅配サービス開始、福岡市で

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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ローソンの従業員から商品を受け取るDiDiの配達員
DiDiフードジャパンの配達員が、ローソンの店舗から利用者の自宅などへ商品を届ける

 ローソンは7月27日、中国のタクシー配車サービス大手Didi Chuxing(滴滴出行)と連携したデリバリーサービスを福岡市内の一部店舗で始めた。Didiが2019年に立ち上げたDiDiフードジャパン(東京都中央区)の配達員が、ローソンの店舗から利用者の自宅などへ商品を届ける。

 DiDiフードによるデリバリーサービスを導入したのは、「ローソン清水四丁目店」など福岡市内の14店舗。DiDiのアプリで弁当やおにぎり、デザート、酒類、日用品など約200品目を注文できる。

 ローソンは2019年8月からUber EATS(ウーバーイーツ)によるデリバリーサービスを開始、その後、foodpanda(フードパンダ)、Wolt(ウォルト)とも連携しており、今回のDiDiフードを含めて、デリバリーサービスの取り扱いは計4社、導入店舗数は30都道府県の1906店舗に広がる。

 DiDiフードは20年6月から日本でのサービスを開始、現在は大阪、京都、福岡、広島、兵庫、愛知の2府4県で飲食店と連携した料理宅配を行っている。

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