セブン&アイ、フランフランの一部株式を売却、資本・業務提携は維持

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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セブン&アイ・ホールディングス
セブン&アイ・ホールディングスは21日、保有するFrancfranc(フランフラン)の一部株式を譲渡することで合意したと発表した。写真はセブン&アイのロゴ。都内で2017年12月撮影(2020年 ロイター/Toru Hanai)

 セブン&アイ・ホールディングスは7月21日、インテリア・雑貨専門店Francfranc(フランフラン、東京都渋谷区)の株式の一部を売却すると発表した。フランフランが投資会社の日本成長投資アライアンス(東京都港区)の出資を受け入れ、2022年8月期から経営体制を刷新するのに合わせて、保有割合を引き下げることを決めた。

 セブン&アイは、13年12月にフランフランと資本・業務提携した。株式の一部を売却した後も、この提携関係は維持する。フランフランの持ち株会社バルスインターナショナルの株式を売却するほか、フランフランの自社株買いに応じ、同社株式の一部を譲渡する。譲渡手続きは8月下旬に完了する予定。

 セブン&アイが株式を手放した後のフランフランへの出資比率は、日本成長投資アライアンス傘下のファンドが51.0%、バルスインターナショナルが25.5%、セブン&アイが23.5%となる。

 フランフランの創業者である高島郁夫氏は代表取締役社長を退任し、後任には取締役常務執行役員CFOの佐野一幸氏が就任する。

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