ガソリンスタンドで無人コンビニ事業を展開、TTGや三菱商事エネルギーなど3社

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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三菱商事エネルギーのガソリンスタンド
建物内に小型の無人決済店舗を設置し、食品や飲料、生活用品を販売する

 小売業向けに無人決済システムを提供するTOUCH TO GO(タッチ・トゥ・ゴー、東京都港区、以下TTG)と三菱商事エネルギー、ガソリン計量機メーカーのタツノ(東京都港区)は7月19日、全国のガソリンスタンド(サービスステーション、以下SS)内に無人決済店舗を設置することを目的に業務提携したと発表した。

 SSの建物内に小型の無人決済店舗を設置、食品や飲料、生活用品を販売する。同時に、全国のSSに食品などを供給する機能を兼ね備えた店舗網の構築を目指す。今年9月、千葉市内の大型トラック向けの大規模SSに実証実験店舗をオープンする。

 SS業界では人手不足が続いているが、従業員を増やさなくても新たなサービスを展開できるようにする。通常のコンビニエンスストアや飲食品では大型トラックを駐車できる場所が限られるため、SSで食品や飲料を提供すればトラックドライバーの食事需要を見込める。

 TTGはJR東日本スタートアップ(東京都新宿区)とサインポスト(東京都中央区)の合弁会社で、JR東日本子会社の食品スーパーである紀ノ国屋やファミリーマートなどに無人決済システムを提供している。

 また、三菱商事エネルギーは燃料油の販売や自動車整備などで1万3000店舗のSSと契約。タツノはガソリン計量機の販売とメンテナンスで国内トップのシェアを持つ。3社はそれぞれの強みを活かして、SSにおける無人コンビニ事業を共同で展開する。

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