西友、食品寄付「誰かのためのお買い物」、東京・神奈川の24店舗に拡大

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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西友の食品寄付活動「誰かのためのお買い物」専用ボックス
店舗で購入した商品を専用ボックスに投入することで寄付ができる

 西友は7月8日、NPOのセカンドハーベスト・ジャパン(東京都台東区)との協働で行う食品寄付活動「誰かのためのお買い物」を東京都と神奈川県の19店舗で新たに開始した。同社は2020年10月から都内の5店舗で「誰かのためのお買い物」を順次始めており、寄付活動は合計24店舗に広がる。

 食品寄付活動としては、家庭で余った食品を寄付するフードドライブ活動が食品スーパーやコンビニエンスストアなどで広がりつつあるが、「誰かのためのお買い物」は西友で購入した商品を店内に設置された専用ボックスにそのまま寄付する。

 西友は各店舗の専用ボックスで預かった商品を、自社の物流ネットワークを活用して集約、セカンドハーベスト・ジャパンを通じて食料を必要としている団体や個人に無償で提供する。また、寄付された食品の合計額と同額を西友が寄付する。

 寄付が可能な商品は、西友の当該店舗で購入した米、パスタ、インスタント食品、レトルト食品、缶詰、飲料など常温保存が可能な加工食品。西友の従業員も、店頭の専用ボックスと楽天西友ネットスーパーを通じて寄付活動に参加している。

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