マミーマート、子会社の総菜事業を承継、売り上げ規模91億円

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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 埼玉県が地盤の食品スーパー、マミーマートは6月4日、子会社の彩裕フーズ(埼玉県川越市)から総菜事業を引き継ぐと発表した。彩裕フーズの惣菜事業部を分割し、10月1日付けでマミーマートに吸収する。

 彩裕フーズはマミーマートの100%子会社で、マミーマートで販売する生鮮食品の加工や総菜を中心とした調理品、半調理品の製造を行っている。2020年9月期の売上高は154億円で、このうち惣菜事業部の売り上げは91億円だった。

 彩裕フーズの総菜事業を引き継ぐことで、生鮮部門との連携強化や人事・教育などの一体化を進める。彩裕フーズは完全子会社のため、分割・吸収による連結業績への影響はない。

 マミーマートの21年9月期の連結業績は、売上高が前期比1.0%増の1255億円、営業利益が17.8%減の39億円、純利益は3.3%増の27億円を見込んでいる。

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