コカ・コーラグループ国内6社、同性パートナーも配偶者に

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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日本コカ・コーラ
法的婚姻関係にある配偶者以外の同性パートナーも配偶者と同等に扱い、慶弔休暇や特別休暇を取得できるようにした。

 日本コカ・コーラは5月31日、同社と国内のボトリング会社5社において同性パートナーに対応した福利厚生および就業規則の整備を完了したと発表した。法的婚姻関係にある配偶者以外の同性パートナーも配偶者と同等に扱い、慶弔休暇や特別休暇を取得できるようにした。

 日本コカ・コーラとコカ・コーラボトラーズジャパンでは先行して、同性パートナーに対応した各種制度を導入・運用してきたが、北海道コカ・コーラボトリング、みちのくコカ・コーラボトリング、北陸コカ・コーラボトリング、沖縄コカ・コーラボトリングの4社についても、福利厚生および就業規則の整備が完了した。

 法的婚姻関係がない場合、自治体が発行するパートナー証明書、あるいは同居していることがわかる住民票を会社に提出すれば、配偶者として扱われる。

 日本コカ・コーラのホルヘ・ガルドゥニョ社長は、「すべての社員が能力を最大限に発揮できる環境を提供することこそが、会社の成長に不可欠なものと捉えています」とコメントしている。

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