大丸松坂屋が衣料品のサブスク事業開始、月額1万1880円で3着まで

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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大丸松坂屋百貨店が新たに始めたファッション衣料のサブスクリプション事業「アナザーアドレス(Another ADdress」
国内外の50ブランドから商品を選び、レンタルすることができる

 J.フロントリテイリング傘下の大丸松阪屋百貨店は3月12日、ファッション衣料のサブスクリプション(定額課金)事業「アナザーアドレス(Another ADdress)」を始めた。月額1万1880円(税込み)で、好みのアイテムを3着までレンタルできる。

 衣料品の大量生産・大量廃棄が社会的な問題となるなか、社会や環境にとって持続性の高いビジネスモデルへ転換することを目指すサービスとして立ち上げた。レンタルしたアイテムは交換することが可能で、気に入った商品は会員価格で購入できる。

 月額料金には、往復の送料やクリーニング代、基本的な修繕の料金も含まれる。一般的な使用に伴うすれや傷、汚れについては月額料金の中で対応する。「マックス アンド コー」「ジル スチュアート」「ポロ ラルフ ローレン」など、国内外の50ブランドから商品を選ぶことができる。

 3月12日からウェブサイトで会員登録の受け付けを開始、サービスを利用できるのは4月1日からとなる。

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