日本マクドナルドHD、日色氏が社長兼CEOに、カサノバ氏は会長

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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 2月19日 日本マクドナルドホールディングスは日色保取締役が社長兼最高経営責任者(CEO)に昇格する人事を内定したと発表した。写真は2月15日、東京で撮影(2021年 時事通信)

 日本マクドナルドホールディングス(HD)は2月19日、子会社の日本マクドナルドの日色保社長(55歳)が同社の社長兼CEO(最高経営責任者)に就任すると発表した。現社長兼CEOのサラ・カサノバ氏(55歳)は代表権のある会長に就く。

 就任は3月26日付け。日色氏は米ジョンソン・エンド・ジョンソンの日本法人の社長を務めた後、2018年9月に日本マクドナルドの上席執行役員チーフ・サポート・オフィサーに就任、19年3月に同社社長に昇格すると共に日本マクドナルドHDの取締役となっていた。

 カナダ出身のカサノバ氏は、13年8月に日本マクドナルド社長、14年3月に日本マクドナルドHD社長に就任し、使用期限切れの鶏肉を使っていた問題で悪化していた業績を立て直した。20年12月期に全店売上高と営業利益が過去最高を更新したのを機に、社長交代を決断した。

 なお、ロバート D.ラーソン取締役会長(64歳)は取締役に退き、佐藤仁志代表取締役上席執行役員(65歳)は任期満了により退任する。

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