サントリーが兵庫県の2市2町とペットボトルリサイクル事業に関する協定を締結

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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サントリーと東播磨のリサイクル事業
ボトルtoボトルリサイクル事業の流れ。(画像はプレスリリースより)

サントリー食品インターナショナルは2月3日、兵庫県東播磨の2市2町(高砂市、同加古川市、同加古郡稲美町、同加古郡播磨町)と協定を締結し、使用済みペットボトルを新たなペットボトルへと再生する「ボトルtoボトルリサイクル事業」を進めていくと発表した。

本協定に基づき4月1日より、「ボトルtoボトル」水平リサイクルと、域内工場で製品にして東播磨エリアに出荷・還元する事業をスタートする。複数自治体と企業が連携するこの取り組みは、どちらも国内初となる。

サントリーは、2011年に協栄産業と共同で国内飲料業界初のペットボトルリサイクルシステムを構築、また「FtoPダイレクトリサイクル技術」を開発するなど、リサイクル事業を積極的に導入してきた。

2030年までにリサイクル素材と植物由来素材に100%切り替え、化石由来原料の新規使用ゼロの実現を目指しており、今回の協定締結により、リサイクル事業を住民、行政、事業者が三位一体で推進し、地球環境の保全活動を一層強化していくとしている。

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