ローソン、ウーバーイーツで医薬品を配達、国内では初めて

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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ローソンの従業員から商品を受け取るウーバーイーツの配達員
ローソンの医薬品取扱店245店舗のうち、当初は都内の3店舗で対応する

 ローソンは2月4日から、東京都内の3店舗で出前・食品宅配サービスの「Uber EATS(ウーバーイーツ)」を使った一般用(OTC)医薬品の配達を始める。ウーバーイーツが日本で医薬品を取り扱うのは初めて。

 取扱商品は、風邪薬や目薬、胃腸薬など薬剤師以外でも販売できる第2類と第3類のOTC医薬品。利用者は、ウーバーイーツのアプリで店舗と商品を選択する。表示される注意事項を確認のうえ、質問事項に回答すると注文が確定する。

 ローソンの店舗では、商品を医薬品専用の袋に入れ、登録販売者が確認したうえでウーバーイーツの配達員に渡す。

 ローソンでは現在、245店舗で医薬品を取り扱っているが、ウーバーイーツでの注文が可能なのは、「ローソンゲートシティ大崎アトリウム店」(品川区)など都内の3店舗。対象店舗は順次広げていく。

 ローソンでは2019年8月からウーバーイーツによる商品の宅配サービスを開始した。21年1月末時点で1508店舗が、弁当やおにぎり、冷凍食品、日用品、雑誌などの宅配に対応している。

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