メルカリとブックオフ、カジタクが連携、家庭内の不要品を出品または買い取り

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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メルカリとブックオフ、カジタクが連携した「捨てない大掃除プラン」
大掃除で出た不要品を、メルカリ、ブックオフを通じて二次流通させる

 メルカリとブックオフコーポレーション、家事代行サービス「カジタク」を展開するイオングループのアクティア(東京都中央区)の3社は12月7日、年末の大掃除シーズンに合わせて期間限定のサービス「捨てない大掃除プラン」を始めた。

 カジタクが提供する整理収納サービス「片付け名人プラン」で自宅の片付けを行う際、不要品をメルカリに出品するか、ブックオフに買い取ってもらう。出品や買い取りの利用法については、カジタクの作業員が指南する。

 同サービスは2021年1月末まで、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、愛知県、大阪府で実施する。利用料金は、基本料金が1万9800円(税別、作業員2人で2時間まで)、延長料金が30分2500円。別途、作業員の交通費が960円かかる。

 メルカリによれば、全国の不要品の価値は37兆円(1世帯当たり70万円)と推定されるが、同社の調査では大掃除で出た不要品は「ごみに出す」と答えた人が約9割に上った。一方、ブックオフの宅配による買取件数は、4月の緊急事態宣言発令以降、前年比7%増となっており、在宅時間が延びたことで不要品の処分ニーズが高まっている。

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