イオン、ビッグ・エーとアコレの経営統合を発表 小型DS事業を強化

「ダイヤモンド・チェーンストア」記者 若狭靖代
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ビッグエー

 

 10月22日イオン(千葉県/吉田昭夫社長)は、いずれもイオン傘下でディスカウント(DS)事業を行うビッグ・エー(東京都/三浦弘社長)と、アコレ(千葉県/三浦弘社長)が2021年3月1日に経営統合を行うことを発表した。アコレの事業を分割し、ビッグ・エーが吸収する形となる。

 ビッグ・エーはもともと1979年にダイエーが設立したDS事業会社。ダイエーがイオンの子会社となったことに伴いイオングループの傘下となった。アコレは2015年に、もともとイオンリテール(千葉県/井出武美社長)が行っていた小型DS事業を分社化、事業継承の形で誕生した。どちらも現在首都圏を中心に出店しており、8月末時点でビッグ・エーは231店舗、アコレは111店舗を展開しており、合併後は計344店舗となる。
 事業再編の目的は首都圏における小型DS事業のドミナンスで、合併によって仕入・物流の統合、オペレーションの合理化、本部機能の集約などでコストカットを行い、さらなる事業拡大を狙う。イオンは、DS事業を新たな成長戦略の柱と位置づけており、2025年度までに500店舗体制をめざすと発表した。現在のところ首都圏以外への出店は検討していない。「お客様に安く商品を届けられるディスカウント事業は、コロナ禍でも競争激化に強いと考えている」とイオン広報担当者は話した。

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