イオン環境財団、早稲田大と共同で研究センター設置、環境課題の解決目指す

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地球環境、人と生活、地域社会の3つの持続性という観点から、「イオンの里山」づくりに取り組む

 イオン環境財団(理事長・岡田卓也イオン名誉会長相談役)と早稲田大学は9月17日、環境課題の解決を目指して「AEON TOWAリサーチセンター」を共同で設立すると発表した。イオン環境財団副理事長の岡田元也イオン取締役兼代表執行役会長と早稲田大学環境総合研究センター所長の友成真一教授が、同リサーチセンターの共同代表を務める。

 同リサーチセンターでは、地球環境の持続性、人と生活の持続性、地域社会の持続性という3つの観点から、「イオンの里山」づくりに取り組む。全国の自治体に里山保全に関するアンケート調査を行ったり、イオンの社員と早稲田大の研究員が連携したりしながら、里山に関する学問領域を超えた研究を推進する。

 また、イオンの環境に関する取り組みを学ぶ寄付講座を設置したり、イオンの植樹活動や地域貢献活動に学生が参加したりできる機会を設けるなど、人材育成に関する活動も行う。

 イオン環境財団と早稲田大はこれまで、アジア各国の学生が集まって地球環境について討議する「アジア学生交流環境フォーラム」を開催するなどの取り組みを行ってきた。

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