三井不動産、農業に本格参入、業務用野菜を生産・加工

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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三井不動産が農業に本格参入
1人の従業員が生産と加工の両方を担う多能工化などにより、早期の収益化を目指す

 三井不動産は8月3日、農業に本格参入すると発表した。農業生産法人のワールドファーム(茨城県つくば市)と合弁会社を設立し、業務用野菜の生産・加工を行う。栃木県芳賀町と茨城県筑西市周辺で、8月から9月にかけて約6ヘクタールの農場の運営を順次始める。2025年には100ヘクタール程度まで農場の規模を拡大する予定だ。

 合弁会社は三井不動産ワールドファーム(東京都中央区)。野菜の生産・加工・販売を一貫して行う6次産業化によって「儲かる農業」の実践を目指しているワールドファームの知見を生かし、主に学校給食や外食店で使われる業務用野菜の生産と加工を手がける。

 1人の従業員が生産と加工の両方を担う多能工化や、農場管理・作業管理におけるICT(情報通信技術)の積極活用などによって、生産性を高める。21年春から夏にキャベツ加工用の冷蔵工場、23年春から夏にホウレンソウやブロッコリーの冷凍加工工場が完成する予定だ。

 三井不動産ワールドファームでは、副業として農業に携わりたい人も受け入れ、多様な働く機会を提供するとともに、農業の担い手育成につなげていきたい考えだ。

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