やっぱりスゴイ!新店・所沢有楽町店で垣間見たヤオコーの最新総菜戦略

2020/06/21 07:05
    雪元 史章 (ダイヤモンド・チェーンストア 副編集長)
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    アボカド総菜、フルーツタルト、「2層仕立て」の冷やし焼き芋…つい手に取りたくなる商品が目白押し!

     このほか総菜売場では、つい手に取って食べてみたくなるようなユニークな商品も多く並んでいる。その筆頭が”アボカド総菜”の数々だ。ヤオコーがかねて取り扱ってきた、メキシコのアボカド専業農家・ミゲル氏が栽培したアボカドを使ったメニューを豊富に展開。POPやシールで「驚きのオイル感!」と謳うように、一般的なアボカドよりも「とろみ」が強いという特長を生かし、「海老とアボカドのタルタル焼き」(398円)、「アボカドとセミドライトマトのROLL」(398円)「アボカドと海鮮プレート」(498円)などを揃えている。

    ヤオコー総菜
    ヤオコー厳選のメキシコ産アボカドを使った総菜

     店内調理のデザートの種類も豊富だ。所沢有楽町店から新たに販売を開始したのが、総菜部門がつくるフルーツタルト。「こぼれるフルーツ!タルト」の商品名で、取材時はいちごと完熟マンゴー(各2個入り399円、4個入り799円)を販売していた。メーンの果物はもちろん、タルト生地の上に敷くクリームも、ホイップクリームとカスタードクリームの2種類を使用するこだわりようだ。

    ヤオコー総菜
    総菜部門が店内調理するフルーツタルト

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    記事執筆者

    雪元 史章 / ダイヤモンド・チェーンストア 副編集長

    上智大学外国語学部(スペイン語専攻)卒業後、運輸・交通系の出版社を経て2016年ダイヤモンド・フリードマン社(現 ダイヤモンド・リテイルメディア)入社。企業特集(直近では大創産業、クスリのアオキ、トライアルカンパニー、万代など)、エリア調査・ストアコンパリゾン、ドラッグストアの食品戦略、海外小売市場などを主に担当。趣味は無計画な旅行、サウナ、キャンプ。好きな食べ物はケバブとスペイン料理。全都道府県を2回以上訪問(宿泊)。

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