ウエルシアHDの新中期経営計画 23年2月期、売上1兆800億円をいかにして達成するのか?

小木田泰弘(『ダイヤモンド・ドラッグストア』誌副編集長)
Pocket

 

毎期120店舗前後を新規出店

ウエルシアホールディングスの松本忠久社長
ウエルシアホールディングスの松本忠久社長

  20202月期決算・中期計画説明会では、232月期を最終年とする3カ年の新中期計画を発表した。

「最終年である新中期計画3年目の232月期に売上高1800億円、経常利益は540億円(経常利益率5.0%)を目標とした」。 

「新中期計画では、積極的な出店を続け、毎期120店舗前後を出店し、閉店は30店舗前後とする。立地特性に合わせて、郊外店と都市小型店を出店していく。三大都市近郊を中心に出店し、そのほかエリアは地域ごとに市場占拠率を獲得していく。M&A(合併・買収)についても積極的に実施し、成長性と収益性のバランスをとっていく。調剤については、最終年に調剤併設率80%以上を目標とした。調剤については、成長性、大手による寡占化が進んでいないことから、有望な市場だと考えている。グループ会社によるウエルシアモデルを引き続き推進するとともに、202月期から取り組んでいる地域連携と対人業務を強化すべく、経営資源を分配していく。商品やサービスの提案力を高めるために、地域特性や店舗特性に合ったMD(マーチャンダイジング)戦略を強化するとともに、付加価値商品や差別化商品の開発に努める。店舗はワークスケジュール管理や自動発注といった店舗業務効率化の取り組みに加えて、エリア運営を強化していく。すでに203月に機構改革を行って新組織体制でスタートしている。IT・物流については、多様な営業政策のへの対応を可能とするシステム設計、前期より続けている店舗業務効率化の一環として、新型レジ、伝票レス化を進めていく。人事・教育については、時代に合わせて働き方を変えていく必要があると認識しており、総労働時間を適正化し、働きやすい環境を整えていく。また、個々人に合わせた教育機会を提供し、カウンセリング強化に取り組んでいく」

1 2

人気記事ランキング

© 2021 by Diamond Retail Media