ブランディア、2030年までに廃棄0を目指すSDGsへの取り組みを発表

2020/03/11 16:51
ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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リサイクルイメージ
写真はイメージです(gettyimages/vuk8691)

 ブランド品宅配買取サービス「ブランディア」を運営する株式会社デファクトスタンダードは、2030年までにSDGs(持続可能な開発)の取り組みとして、同社サービスを利用して集まった衣料品の「廃棄0」を目指すと発表した。

 ブランディアは、利用者が売りたい商品を送り、査定する。査定の結果、値段がつけられない商品は「返却」か「返却不要」かを利用者自身が選ぶが、「返却不要」となった場合は廃棄処分を行うものもあった。

 しかし、廃棄処分となった商品の中にも素材として活用できるものもあり、その活用方法を見出すとともに、利用者が気をつければ査定基準を満たすものも多数あることから、「買取出来ない」衣料品を減らすための啓もう活動を行い、無駄な廃棄を生まない仕組みづくりも行う。

 ファッション業界では1年間で約70万トンもの衣料品が捨てられており、社会問題となっている。また、3R(リサイクル・リユース・リペア)の割合は国内で約26%と低いのが現状だ。

 ブランディアはこの取り組みを通して、ファッション業界のサスティナブルな選択肢の幅を広げていきたいとしている。買い取りサービスならではのユニークな試みで、今後もより多くの企業が続くか注目である。

SDGs
「ブランディア」のサービスを利用して集まった衣料品の「廃棄0」を目指す。

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