服部哲也社長が語る、サミットの“得体の知れない強さ”とは?
サミット(東京都/服部哲也社長)の「サミットストアエミテラス所沢店」(埼玉県所沢市、以下、所沢店)が、「ストア・オブ・ザ・イヤー2025」の店舗部門で第4位に選ばれた。「生きる糧を分かち合う」「日本のスーパーマーケットを楽しくする」というビジョンのもと、従業員の雰囲気づくりや接客に力を入れてきた同社。他社には真似できないサミットの強みについて服部哲也社長に聞いた。

自分たちで考えて動く 従業員の力が店の魅力をつくる
──所沢店がストア・オブ・ザ・イヤー第4位に入賞しました。サミットの商勢圏では西側エリアへの出店となりましたが、オープン以降の手応えはいかがでしょうか。
服部 オープンから現在まで計画通りに推移しています。足元だけでなく、東村山市などの遠方から来店されるお客さまも見られます。
──所沢店の売場で、オープン当初と変えた部分はありますか。
服部 大きな変更はありません。ただ、所沢店に限ったことではないですが、お客さまの反応を見ながら、売場づくりを工夫できるようになってきています。以前はそのような現場対応は本部の指示がないと難しかったですが、今では各店の従業員が主体となった取り組みが見られます。スタッフの個性やキャラクターが店づくりに反映されるようになってきたと感じています。

──「日本のスーパーマーケットを楽しくする」というサミットの事業ビジョンが現場に浸透しているということでしょうか。
服部 そうですね。事業ビジョンや「生きる糧を分かち合う」という使命など、当社の社風や企業文化、組織風土が土台になっていると感じます。これまで長年培ってきたものやこれからめざすべき姿を、社員一人ひとりが理解して行動に移した結果として、今の従業員の状態や雰囲気があります。こうした土台があるため、今の状態はそう簡単に崩れるものではないと考えています。







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