ベイシア、新業態1号店で本格フレンチコース提案の衝撃

大宮 弓絵 (ダイヤモンド・チェーンストア 副編集長)
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総菜売場に続々と
増える新コーナー

 総菜売場では、店頭の素材を使用し部門横断型で開発する総菜を集積した「スーパーデリカテッセン」コーナーを売場中央で展開。前橋吉岡店では、その商品ラインアップを広げているのが特徴だ。

 ベイシアは最近の新店で、鶏肉を使ったメニューの「千羽鶏(せんばどり)」、海老料理の「寿老舗(じゅろうほ)」など、ショップのような売場のコーナー化を進めてきた。
 同店では新たにグリル肉総菜の「Deli Viande(デリ ヴィアント)」、近畿大学が完全養殖する「近大マグロ」のサクや刺身を揃える「近大ショップ」、海鮮丼「彩香路(さいかろ)」などの新たなコーナーを投入している。

グリル肉総菜の「Deli Viande(デリ ヴィアント)」コーナー
グリル肉総菜の「Deli Viande(デリ ヴィアント)」コーナー
店内焼き上げの「ローストチキン」(980円:税抜、以下同)も販売する
店内焼き上げの「ローストチキン」(980円:税抜、以下同)も販売する
海鮮丼を販売する「彩香路」コーナー
海鮮丼を販売する「彩香路」コーナー
「活〆煮穴子炙り丼」「本まぐろたっぷり海鮮丼」(各1080円)のほか、開店日限定50パックで「海鮮七つの宝石丼」(398円)を販売していた
「活〆煮穴子炙り丼」「本まぐろたっぷり海鮮丼」(各1080円)のほか、開店日限定50パックで「海鮮七つの宝石丼」(398円)を販売していた

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記事執筆者

大宮 弓絵 / ダイヤモンド・チェーンストア 副編集長

1986年生まれ。福井県芦原温泉出身。同志社女子大学卒業後、東海地方のケーブルテレビ局でキャスターとして勤務。その後、『ダイヤモンド・チェーンストア』の編集記者に転身。最近の担当特集は、コンビニ、生協・食品EC、物流など。ウェビナーや業界イベントの司会、コーディネーターも務める。2022年より食品小売業界の優れたサステナビリティ施策を表彰する「サステナブル・リテイリング表彰」を立ち上げるなど、情報を通じて業界の活性化に貢献することをめざす。グロービス経営大学院 経営学修士

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