週刊スーパーマーケットニュース コープみらい、「CO2を食べる自販機」を初設置!
ヤオコー
<3月期決算>利益は前期に続き2ケタ増を達成
25年3月期決算(連結24年4月1日~25年3月31日)は、営業収益が対前期比18.9%増の7364億円、営業利益が同13.9%増の334億円、経常利益が同12.8%増の325億円、純利益が同10.6%増の201億円となり、2ケタ増収、利益については前期に続き2ケタ増益を達成した。
24年度は、8店舗の新店を出店し、1店舗をスクラップ&ビルドによるリニューアルを実施。期末の店舗数は、グループ全体で239店舗(ヤオコー195店舗、エイヴイ14店舗、フーコット5店舗、せんどう25店舗)に拡大した。
商品については、独自化・差別化につながる品揃えを実現するため、ミールソリューションの充実に注力。また、バリューチェーン全体で競争優位を実現するため、製造小売業へ踏み込み、SPA型の商品開発の拡大を図ったほか、プライベートブランド(PB)商品の品質・価格面で磨き込みを行った。
26年3月期の連結業績については、営業収益が同4.8%増の7720億円、営業利益が同1.2%増の338億円、経常利益が同1.3%増の330億円を見込む。
バローホールディングス
<3月期決算>スーパーマーケット事業が営業増益に寄与
25年3月期決算(連結:24年4月1日~25年3月31日)は、営業収益が同5.8%増の8544億円、営業利益が同1.5%増の231億円、経常利益が同2.2%増の261億円、純利益は同14.3%増の136億円となり、前期に続き増収増益を達成した。
24年度は、スーパーマーケット(SM)事業では、生鮮品を強化するデスティネーション・ストア戦略をさらに深化させる出店を推進。ドラッグストア事業では、トーホーストア(兵庫県)から譲り受けたSM7店舗をドラッグストアに転換するなど、積極的な新規出店や店舗改装に取り組んだ。2つの事業の展開により、2025年度中の関西圏での売上高500億円達成に目途がついたことで、今後は1000億円規模をめざし拡大を図っていく。
SM事業の営業収益は同6.4%増の4833億円、営業利益は同4.6%増の194億円。既存店売上高が同4.1%増で推移したことで堅調な伸びをもたらした。また、専門店の「デリカキッチン」、「にぎりたて」やカレーパンの「ガラムとマサラ」などの売上も拡大し、人件費、集配送費や水道光熱費は増加したものの、売上総利益の増加で吸収し、増収増益を達成した。
一方、ドラッグストア事業の営業収益は同3.8%増の1773億円、営業利益は同26.2%減の40億円だった。ホームセンター事業の営業収益は同2.8%増の1274億円、営業利益は同7.3%減の35億円。ペットショップ事業の営業収益は同6.1%増の304億円、営業利益は同20.8%減の10億円となり、3事業とも増収を果たしたが、営業減益を余儀なくされた。
26年3月期の連結業績については、営業収益で同5.6%増の9020億円、営業利益で同8.7%増の252億円、経常利益で同7.0%増の280億円を見込む。









