週刊スーパーマーケットニュース ヤオコー、4月の月次業績絶好調!
アクシアル リテイリング
<3月期決算>売上高・経常利益・純利益が過去最高を記録
25年3月期決算(連結)は、売上高が対前期比4.3%増の2818億円、営業利益が同2.4%増の120億円、経常利益が同3.1%増の127億円、純利益が同21.0%増の90億円となり、前期に続き増収増益、売上高・経常利益・純利益については過去最高を達成した。
連結財政状態については、総資産が39億円増の1352億円、純資産が59億円増の892億円、自己資本比率は2.6ポイント上昇して66.0%となった。
売上高については、さまざまな商品・サービスの価格が上昇する物価基調のなか、消費者の生活防衛意識がさらに強まってきたことを受け、いつでも買いたいものを安く同じ価格で安心して購入できるよう、普段使いの商品を中心にESLP(Everyday Same Low Price)を推進し、顧客の支持を獲得した。また、客数が前期に比べ3.2%増加したことなどから、過去最高の実績となった。
営業利益については、原料原価の上昇、生鮮品の相場高騰に加え、競合他社の動向や値上げ基調を踏まえたうえで、低値入の売価政策で値ごろ感を打ち出した。一方、自社集中加工品の製造原価が原料や新規投資によって上昇したことから、商品販売における売上総利益率は、前期に比べて0.4ポイント減少して28.5%に低下した。一方、販売費および一般管理費は、賃上げの実施と社会保険料の負担増によって人件費は増加したが、諸経費の統制・削減に努めたことから、営業利益を前期より2億円増やした。
スーパーマーケット事業では、24年度方針に「おいしさがドまん中大作戦!!~うまいよねって言われたい!~」を掲げ、味はもとより、商品やサービスの品質に徹底してこだわるなど、アクシアルらしさ、原信・ナルス・フレッセイらしさを追求する取り組みを進め、売上高で同4.4%増の2812億円、営業利益で同5.4%増の117億円の達成に導いた。
なお、26年3月期の連結業績については、売上高で同1.5%増の2860億円、営業利益で同5.5%減の114億円、経常利益で同5.6%減の120億円を見込む。
関西フードマーケット
「阪急オアシス宝塚南口店」をオープン
4月25日、旧宝塚ホテルの面影を残した新築タワーマンション「ジオタワー宝塚 グランレジス」1階に「阪急オアシス宝塚南口店」(兵庫県宝塚市)をオープンした。コンパクトながらも食品スーパーのベースとなる品揃えに加え、鮮度や品質・専門性を付加した。
- 所在地……兵庫県宝塚市梅野町1-1
- 売場面積…287坪
- 営業時間…9時~22時(土日祝~21時)
- 駐車台数…32台(提携)
- 従業員数…社員13名、パート・アルバイト55名
フジ
Uber Eats Japanの「ピック・パック・ペイ」機能を導入
24年に関東でサービスを開始した「ピック・パック・ペイ(PPP)」を、4月25日から広島県内のフジ、マックスバリュ、マルナカの計25店舗に導入し、順次拡大する。PPPは、注文から配達までの全工程を配達パートナーが担当するため、注文受付時間を拡大でき、よりスムーズに商品の配達を実現した。これまでは、店舗の従業員が商品の準備や袋詰めを行っていたが、受付時間が短いため、利用者の要望に十分に応えることが難しかった。
リテールパートナーズ
3月・4月の業績が好調に推移
リテールパートナーズの26年2月期の月次業績が好調で、全店売上高は3月が対前年同月比4.6%増、4月が同5.9%増、既存店売上高は3月同5.1%増、4月が同6.4%増で推移した。4月は、既存店の客数が同2.7%増、客単価が同3.5%増となり、いずれも好調に推移した。
<丸久>広島で移動スーパーを初開業
移動スーパーとくし丸19号車を4月29日に開業した。「アルク井口明神店」(広島県広島市)を拠点に、広島市西区・佐伯区で販売を開始した。広島では初開業となった。







