コンビニ加盟店ユニオン、セブンイレブンに年末年始の営業時間について嘆願書

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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セブンイレブン(ロイター)
コンビニエンスストアの加盟店主らが加入する「コンビニ加盟店ユニオン」は12月24日、セブン-イレブン・ジャパンに年末年始の営業時間に関する嘆願書を提出した。写真はロイター

 コンビニエンスストアの加盟店主らが加入する「コンビニ加盟店ユニオン」は12月24日、セブン-イレブン・ジャパンに年末年始の営業時間に関する嘆願書を提出した。年末年始はアルバイトなどの従業員を確保することが難しいことから、休業や営業時間の短縮を柔軟に認めるよう求めている。

 嘆願書によると、オフィス立地の店舗では年末年始は年間を通じて最も売り上げが低く、また多くの店舗で早朝時間帯の来店客数が減る傾向にある。一方で、年末年始はアルバイトの求人率が上昇し、アルバイト料の相場も上がる。このため、年中無休・24時間営業を維持するには、採算度外視でアルバイトを確保したり、オーナー夫妻が長時間労働したりする必要が生じる。

 セブン-イレブンが11月に示した「深夜営業ガイドライン」では、深夜休業の実施を認めているものの、年末年始については対応が不十分であり、休業または営業時間短縮を加盟店が選択できるよう見直しを求めている。

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