新日本スーパーマーケット同盟、提携の進捗状況を公表

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水産品の共同調達や限定ワインの共同販売などを行う

 アークス、バローホールディングス(HD)、リテールパートナーズの3社は10月7日、2019年1月に発足させた新日本スーパーマーケット同盟を通じた提携の進捗状況を公表した。

 3社は提携推進委員会を設置し、商品、運営、間接部門、次世代領域開発の4つの分科会で具体的な取り組みを進めている。商品面では、サッポロビールの酸化防止剤無添加ワインを10月29日から、3社の食品スーパー837店舗で限定販売する。また、水産部門では北海道礼文島でほっけを共同調達、北海道石狩市と静岡県沼津市で加工し、アークス傘下のラルズ、バローHD傘下のバロー、リテールパートナーズ傘下のマルキョウが販売した。

 運営面では、バローHDのフィットネスジム「スポーツクラブアクトスWill_G」がアークスグループの2店舗にテナントとして出店。また、リテールパートナーズ傘下の丸久がフランチャイズ加盟店としてフィットネスジムの運営を始める。

 そのほか、外国人技能実習生の採用・活用、スマートフォンを使ったセルフ決済システムの実証実験なども3社が協力して進める。

記事執筆者

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局 / 株式会社ダイヤモンド・リテイルメディア

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