アマゾン、「置き配」を標準配送にする実証実験、岐阜県多治見市で

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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アマゾンジャパンのジェフ・ハヤシダ社長と多治見市の古川雅典市長
記者会見したアマゾンジャパンのジェフ・ハヤシダ社長と多治見市の古川雅典市長

 アマゾンジャパン(東京都目黒区)は9月11日、宅配便の荷物を利用者が指定した場所に置く「置き配指定サービス」を標準の配送方法として選択できる実証実験を岐阜県多治見市で行うと発表した。

 置き配は不在時でも荷物を受け取ることができる。配送業者にとっては、再配達を削減できる効果がある。実証実験では、配送効率や荷物の毀損・紛失などについて検証する。

 置き配では、荷物を置く場所として宅配ボックスや玄関、ガスメーター、車庫、自転車のカゴなどを指定できる。配達員は荷物を置いた場所を写真で撮影し、利用者に配達完了のメールを送る。アマゾンでは、今年6月から東京都23区や名古屋市、大阪府茨木市・高槻市など大都市圏で置き配指定サービスを始めている。

 多治見市には2012年にアマゾンが物流センターを開設した。

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