ローソン、全国のフードバンクに余剰食品を寄贈、菓子や即席麺など

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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ローソン (ロイター)

 ローソンは全国のフードバンクに余剰食品を寄贈する活動を始めた。店舗への納品期限を過ぎた商品で賞味期限は残っているものをフードバンクを通じて、貧困家庭やこども食堂、児童養護施設、障がい者福祉施設などに寄付する。

 同社は8月1日、フードバンク30団体が加盟する全国フードバンク推進協議会と寄贈品に関する合意書を提携した。第1弾として、8月5日までにローソンのプライベートブランド「ローソンセレクト」の菓子など約2万7000個をフードバンク24団体に寄贈した。

 今後、菓子のほか即席麺や缶詰、調味料などさまざまな食品を寄贈していく方針。寄贈に伴う作業は、ローソンの物流センターを運営する三菱食品が担う。

 納品期限が過ぎた商品は従来、物流センターにおいて廃棄していた。今回の取り組みは、子供の貧困など社会的課題の解決に寄与するだけでなく、フードロスの削減にもつながることが期待される。

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