コーナン商事 2025年度5000億円の長期ビジョンを策定

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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コーナン商事疋田社長
コーナン商事は昨年、2021年2月期に売上高3300億円とする第2次中期経営計画を発表。 写真は3月27日の会見の様子

 コーナン商事は、2026年2月期までに売上高で 5000億円を超えることを目標にした、長期ビジョン「New Stage 2025」を策定した。

 同社は昨年、2021年2月期に売上高3300億円とする第2次中期経営計画を発表している。同計画では初年度(19年2月期)の売上高を3100億円、経常利益170億円としていたが、決算では売上高3195億円、経常利益187億円と過去最高を更新しただけでなく、計画を大きく上回った。

 そこで、さらなる高みを目指すために、5000億円超という数字を挙げて、「⽇本を代表する住まいと暮らしの総合企業」となると宣言した。

 具体的な施策として、これまでPB商品を直輸⼊に頼っていたのを独自に企画、開発するSPA(製造小売業)へとシフトしていくこと、ベトナムでの出店を30店(現在3店舗)とするなどグローバル企業へと転身を図ること、ダイバーシティの導入や⼥性店⻑、⼥性管理職の登⽤機会拡⼤などの人事政策を掲げている。

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