スローガンは「商売人になろう」厳しい環境を人材育成で乗り切る!=ヤマザワ山澤進会長

チェーンストア・エイジ:千田 直哉 (株式会社ダイヤモンド・リテイルメディア編集局 局長)
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かかりつけ薬局をつくる

──ヤマザワはグループ会社にヤマザワ薬品(山形県/山澤進社長)があります。09年6月の薬事法改正後は、いかに臨んでいますか?

山澤 おかげさまで売上、利益ともに前期を上回り、グループの業績を牽引しています。DgSの出店形式は試行錯誤を繰り返してきましたが、SMに併設するかたちのスーパードラッグストアが最も効率がよいと考えています。現在のプロトタイプは150~200坪です。食品は極力導入せずに薬とヘルス&ビューティケアに商品部門を絞り込んでいます。

 改正薬事法の施行で大衆薬販売の参入障壁は圧倒的に低くなりましたので、今後、調剤併設型のDgS以外は通用しなくなると思います。理想は、各店舗に薬剤師と栄養士を配置して、かかりつけ薬局としての機能を充実させ、リピーターすなわちファンづくりができる店舗として育成していくことです。

 その実現に向けて、薬科大学を退官された2人の元教授を採用しました。薬剤師と登録販売者の教育をしてもらう予定です。当然、全従業員に登録販売者の資格を取得してもらいます。

──最後に今後の目標についてお聞かせください。

山澤 依然として景気の本格的な回復は見込めずに、消費は弱含みで推移するものと予想されますが、積極的な投資で既存店活性化させたいところです。

 11年3月期の通期の目標は、売上高900億円(対前期比0.4%増)、営業利益23億円(同1.2%増)、経常利益23億5000万円(同1.9%増)、当期純利益は資産除去債務の特別損失への計上などによって9億5000万円(同21.4%減)を見込んでいます。

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チェーンストア・エイジ

千田 直哉 / 株式会社ダイヤモンド・リテイルメディア 編集局 局長

東京都生まれ。1992年ダイヤモンド・フリードマン社(現:ダイヤモンド・リテイルメディア)入社。『チェーンストアエイジ』誌編集記者、『ゼネラルマーチャンダイザー』誌副編集長、『ダイヤモンド ホームセンター』誌編集長を経て、2008年、『チェーンストアエイジ』誌編集長就任。2015年、『ダイヤモンド・ドラッグストア』誌編集長(兼任)就任。2016年、編集局局長就任(現任)。現在に至る。
※2015年4月、『チェーンストアエイジ』誌は『ダイヤモンド・チェーンストア』誌に誌名を変更。

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