総菜進化にも影響!トライアルが高級旅館や料亭を運営するねらいとは
こだわりのフルコースを楽しめる「久織亭」
続いて訪れたのが、「由布水工場」にほど近い、大分県九重町にある「大分九重久織亭」。半露天風呂が付いた約50~80㎡の8部屋と、約160㎡の広さを誇る特別室別館の計9部屋を設置。いずれもプライベート感満載の「離れ」となっており、特別な日をゆったりと過ごすことができるような設いになっている。
食事は施設内にある、こちらも明治屋運営の「料匠 虎白」でコース料理を楽しめる。フランスでの修行経験も持つ松田孝英料理長が考案する計10皿以上に及ぶコースでは、大分の新鮮な魚介類や「豊後牛」といった素材の味を生かしつつ、フレンチの要素も取り入れた創作料理の数々が供される。
宮若虎の湯に比べると決してアクセスのよい立地とは言えないが、都会の喧騒から離れてゆったり過ごせる雰囲気とクオリティの高い料理が好評で、「なかには毎月のように訪れてくださるリピーターの方もいる」(松田氏)という。