リユース業態で快走するゲオが次に見据える、オフプライスストアの可能性と普及への難所

2022/07/06 05:55
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    この1年で9店舗増やし、現在、19店舗。20233月期はさらに10店舗の新規出店を計画している。同社の他業態に比べればまだまだ規模は小さいが、将来的には400店舗も視野に入れる。 

    ちなみにオフプライスストアとアウトレットは、どちらもシーズンオフ品や売れ残り品を扱う。この点で境界が曖昧だが、オフプライスは専売品がなく、どちらかというと、ブランド側ではなく小売側手動で展開される業態というイメージだ。

    もちろんリユース品とも違い、むしろ、リユース品を補完する役割も担える。加えて、出店戦略、仕入れや陳列、値付けや価格設定など、これまでに培ったノウハウを横展開できるため、同社の成長戦略との親和性も高い。 

    オフプライスストアの可能性

    同社は、このオフプライスストアを「新しい買い物のかたち」として、賢い買い物の選択肢の一つとして提案している。シナジーという意味では、同社のリユース店舗で買取をしてもらい、それを軍資金として、オフプライスストアで新品を購入するという買い物サイクルの定着も期待される。

    古いものを売って、新しいものを安く購入するーー。それはまさに、循環型のサステナブルな消費スタイルそのものであり、同社が描く、「あらゆるモノの循環インフラとなる」という構想に欠かせない業態といえ、なにより昨今の社会情勢にも合致する。

     

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