197坪の都市型小型店、阪急オアシス大淀南店の売場づくりを徹底解説
阪急オアシス大淀南店
〒531-0075 大阪府大阪市北区大淀南2-2-25
電話:06-6442-3680
JR大阪環状線「福島」駅より徒歩8分
見どころ
▶各部門で訴求する付加価値商品
▶小型店ながら対面コーナーを備える鮮魚部門
▶百貨店ブランドを扱うベーカリー

「清潔感、フレンドリーな接客を重視、地域のお客さまにとって、なくてはならないお店をめざします」
阪急オアシス(大阪府/永田靖人社長)は3月1日、大阪府大阪市に「阪急オアシス大淀南店」(以下、大淀南店)をオープンした。都市型小型店で、生鮮食品を強化する一方、付加価値を積極的に訴求する品揃え、店づくりで集客を図っている。
大淀南店は、JR大阪環状線「福島」駅から北へ約600mの場所に立地する。約900世帯が入居するタワーマンションに隣接する店舗棟の1階にテナントとして店を構えた。
「福島」駅は、大阪を代表する繁華街・キタを抱えるJR「大阪」駅から1駅の位置関係にある。店舗周辺は、企業の事業所、工場、学校が多く、昼夜間人口比率は約340%にも上る。近年はマンションの建設が進み、世帯数は年々増加傾向にある。
商圏内には、小さい子供を持つ30~40代のファミリーが多く居住する。年代別人口構成比は20~40代が約6割と、大阪府平均を大きく上回る。
競合店としては、店舗から半径500m圏内に「ライフ大淀中店」「マックスバリュエクスプレス西梅田店」「ビッグビーンズノース店」など有力店が点在し、競争は激しい。
このようななか大淀南店は、売場面積は650㎡(197坪)で、約5870SKUを扱う都市型小型店として出店。開業前に実施したアンケート内容をもとに、
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