「New GMS」好調のPPIH、 小規模改装で改革スピード加速へ

2022/03/10 05:55
ダイヤモンド・チェーンストア編集部
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 パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(東京都/吉田直樹社長CEO:以下、PPIH)の2022年6月期第2四半期(21年7月~22年1月)決算は、売上高が9177億円と対前期比7.6%増加したものの、営業利益は同11.5%減の436億円、経常利益は同7.6%減の445億円、当期純利益は同7.6%減の301億円と増収減益だった。

第2四半期単独では
売上高、営業利益は過去最高

 売上高については、21年6月期第4四半期より連結を開始した米国カリフォルニア州の高級スーパーマーケットのゲルソンズ(Gelson’s)の業績が加わったこと(売上高428億円、営業利益36億円)、国内外での計15店の新規出店や、ユニー(愛知県/関口憲司社長)店舗の業態転換などが貢献した。

 営業利益については、第1四半期は感染症拡大や天候不順の影響で落ち込んだものの、第2四半期単独では対前期比14億円増となり、四半期ベースで売上高、営業利益ともに過去最高だった。主力のディスカウントストア(DS)事業を中心とした既存店の回復や粗利率の改善が主な要因となっている。
 PPIHは22年に入ってからも好調を維持しており、1月の既存店売上高・対前年同月比は、DS事業が1.6%増、GMS事業が1.2%増だった。

 セグメント別業績では、全体業績をけん引したDS事業は、売上高が5532億円(同244億円増)、営業利益が171億円(同19億円増)、既存店売上高は同0.9%増だった。
21年9月の緊急事態宣言解除以降の人流の増加や、化粧品や酒類などの商品政策(MD)強化、ハロウィンなどのイベント需要の取り込みにより業績が伸長。また、今期の重点施策であるプライベートブランド(PB)の強化などにより、粗利益率も前年同期比0.3%増と改善している。

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