FABRIC TOKYO 神戸市とものづくり連携強化や新拠点設立を発表

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株式会社FABRIC TOKYO(代表取締役CEO:森 雄一郎、本社:東京都渋谷区)は、2022年2月22日開催の記者会見にて、兵庫県・神戸市が出資する「ひょうご神戸スタートアップファンド」からの出資を受け、自治体や地域企業との連携強化を発表した。この連携により、FABRIC TOKYOは、兵庫県内の企業との協業、新拠点の設立などを順次実施。事業やブランド価値の向上を通じ、地域での更なる需要や雇用の創出を目指す。

 今回の事業連携を受けてFABRIC TOKYOは、新商品の企画・開発、およびテクノロジーへの投資に充て、事業の提供価値をより一層強化し、顧客、並びにパートナー工場への還元を目指していく。強化する取り組みとして下記の3つを実施する。

地域企業とのものづくり協業

 地域企業との魅力的なものづくりに挑戦し、FABRIC TOKYOの事業のバリューアップを目指す。今回、播州織という兵庫が世界に誇る織物技術の発信を強化し、産業の発展に貢献していく。2023年に創業80年目を控え、日本で唯一、染色・サイジング・織り・加工まで一貫で行うことができるテキスタイルメーカー東播染工(とうばんせんこう)株式会社と協業し、播州織のセットアップ、シャツのオーダーメイド製品を開発し、FABRIC TOKYO神戸三宮店にて予約受付を開始した。

拠点立ち上げと神戸市での採用

 2022年2月22日より、新拠点を神戸市に立ち上げた。FABRIC TOKYOでは店舗運営スタッフ、マーケター、エンジニア、デザイナー、プロダクトマネージャーなど、幅広い職種で採用活動を行っているが、新拠点を活用し、各職種でのさらなる採用強化を目指す。

地域企業へのD2Cビジネスのナレッジシェア

 2014年にブランドをリリースしてから、約7年間にわたり、D2Cモデル で事業を運営して得たナレッジのシェアを目的に、兵庫県・神戸市の企業様を対象にしたDXセミナー(仮)の企画・開催を予定している。
 2022年2月現在、FABRIC TOKYOはコロナ禍においても事業成長を保ち、2022年1月ではオーダースーツの販売数において、対前年比で約180%となっている。このコロナ禍を共に乗り越えるべく、FABRIC TOKYOが培ってきたD2Cモデルの手法や仕組みが、神戸市・兵庫県の企業が抱える課題解決の一助になるのではと考え、ひょうご神戸ファンドと連携し、ナレッジシェアに取り組んでいく。

FABRIC TOKYO(ファブリック トウキョウ)とは

“Fit Your Life.”をブランドコンセプトに、体型だけでなく、お客さま一人一人の価値観やライフスタイルにフィットする、オーダーメイドのビジネスウェアを提供するブランド。
一度、ご来店いただき、店舗で採寸した体型データがクラウドに保存されることで、以降はオンラインからオーダーメイドの1着を気軽に注文することがでる。リアル店舗も自社で展開し、関東・関西・名古屋・福岡の合計14店舗を運営中。

FABRIC TOKYO 公式サイト

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