ユニクロ失速の秘密&通販KPIを活用した成熟時代の新しいアパレルビジネスのKPIとは
正しい通販のKPIを理解し、リアル店舗に応用したものが次世代KPI
最近、通販をちょっとかじった人間に「営業利益がマイナスではないか」と詰め寄ったところ、「LTVではプラスだからいいのだ」と言い返された。しかし、通販でLTVがプラスというのは当たり前の話で、マイナスなら、製造業でいえば「限界利益がマイナスである」と同義語(事業をやる意味が無い)だ。そのLTVがCPAの合計値よりも大きくなっていなければ、赤字事業が続くだけなのだ。
彼は、「CPAは営業の仕事だから、自分は関係ない」という。意外とこの手の「聞きかじっただけ」で自分は会社に貢献していると信じている「洞窟の囚人」(古代哲学の洞窟論。自分の所属する組織以外のことは見えず、仕事をしている気になっている人)は多い。
まずは、簡単な書籍で良いので「通販KPI」の基本を学ぶべきだ。
ではなぜ、通販のビジネスモデルが大事なのかといえば、このモデルは成熟経済下、循環経済下のリアル店舗ビジネスと全く同じモデルだからだ。
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