Jフロント、人材サービス子会社を売却、約38億円で

ダイヤモンド・リテイルメディア デジタル推進室
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J.フロントリテイリングは1月6日、人材サービス子会社のディンプル(大阪市)を東証1部上場のワールドホールディングス(HD、福岡市)に売却すると発表した。 gettyimages/TkKurikawa

 J.フロントリテイリングは1月6日、人材サービス子会社のディンプル(大阪市)を東証1部上場のワールドホールディングス(HD、福岡市)に売却すると発表した。ディンプルの株式の90%を37億8000万円でワールドHDに譲渡する。

 ディンプルは大丸松坂屋百貨店の店舗で接客に関わる業務を受託しているほか、グループ外の企業への人材派遣や人材紹介などを行っている。Jフロントは引き続き10%の株式を保有し、グループ百貨店への人材派遣、業務委託の関係を当面継続する。

 ディンプルは新型コロナ感染症の拡大に伴って百貨店との取引が減少しており、2021年2月期の売上高は前期比29.2%減の96億円、営業損益は4800万円の赤字(前期は5億円の黒字)となっていた。J.フロントは商業施設事業などを強化しており、グループに人材サービス会社を抱える必要性が薄れたことから、売却を決めた。

 ワールドHDは製造業への技術者・研究者の派遣と業務請負が主力で、接客サービス関連が中心のディンプルとは補完性がある。ディンプルを子会社化することで、サービス分野の人材派遣・業務請負を強化する。株式の譲渡手続きは2月28日に完了する予定だ。

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