10年来、使い続けてきたエアコンが故障して2年。そろそろ買い換えようと、ネットで検索してみると、「5万9800円」(標準取り付け工事付)とあった。
「まあ、このくらいが相場なのだろう」と注文サイトに向かって、進んでいくと「(消費税込の価格)6万7824円」となっている。
「消費税8%はさすがに重いな」と実感する間もなく、それとは別に「送料3240円」が加算されていた。
さらに「長期保証に加入するか?」との問いがあり、「加入する」と答えたところ、「長期保証加入料3391円」が加わった。
この時点で合計支払額は「7万4455円」になっており、クレジットカードで支払うことにした。
ところが、それだけではなかった。
「リサイクル・その他料金(回収当日のお支払)」として、取り付け工事当日に8964円(税込)をキャッシュで業者に渡してくださいとの付加事項があったからだ。
さらにさらに、「商品取り付けの際、付属品以外の部材などが必要な場合や特殊工事等は、別途工事費をいただく場合がある」とのことで、いまだに支払額は確定していない。
当初の「5万9800円」がいくらになったのかといえば、現段階で「8万3419円」。
実に「2万4000円」ほど、率にすれば約40%増ということになる。
4割増しという状況に直面して、「いったい、初めの価格は何なのか?」と頭を抱えているのは、きっと私だけではない、と考え込んでしまった週末だった。