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BLOG読者の関心が高かった 10大テーマ2014(上)

 2014年も残すところあと2週間となりました。そこで本日から3日間にわたって、当BLOG、『CSA編集長のPAPER BLOG +(プラス)』へのアクセス数が多かった話題ベスト10を紹介します。年末恒例企画「BLOG読者の関心が高かった 10大テーマ2014」。さっそく、ランキングを発表していきましょう。

 

 

 第10位は、ドンキホーテホールディングス(東京都/安田隆夫会長兼社長兼CEO〈最高経営責任者〉)の消費税対策についてです。「5四半期を費やして、4月以降の消費税増税対策を準備万端整えた」と胸を張るドン・キホーテがどんな対策を実践してきたかについてまとめたものです。この効果があってか、ドンキホーテホールディングスの消費税増税前後の既存店舗推移をみていくと、2014年3月116.7%、4月95.5%、5月100.7%、6月99.5%、7月101.4、8月102.3%、9月105%、10月108.3%、11月107.1%と好調をキープしています。しかも10月以降が絶好調なのは、消費税対策ではなく、インバウンド需要対応。ドン・キホーテは、何よりどこより臨機応変です。

 

 第10位 ドン・キホーテ 消費税増税後対策は万全(3月20日)

http://diamond-rm.net/articles/-/10110

 

 

 続いて第9位です。食品スーパー業界に同質飽和化の傾向が定着する中で、“健康”を切り口にした店舗開発をしてみたらどうか、という提案でした。実は、『チェーンストアエイジ』誌2014年2月15日号の特集は、「健康」を売る!、という同タイトルの企画でした。「生きているうちは健康でありたい」と誰もが願ってやまないところ。そこには、物凄く大きな需要があるはずです。すでに、ローソン(東京都/玉塚元一社長)は、「まちの“健康”ステーション」を標榜してアプローチを始めています。

 

 第9位 「健康」を売る!(2月12日、13日)

http://diamond-rm.net/articles/-/9853

http://diamond-rm.net/articles/-/9854

 

 

 第8位は、Eコマース企業の雄として、快進撃を続ける楽天(東京都/三木谷浩史会長兼社長)が業容を拡大しながら、並行してコスト削減・最適化に乗り出しているというものでした。「プロジェクトV4」と称されるコスト削減・最適化策は、別名ケチケチプロジェクト(KKP)。優秀な経営者ほど吝嗇家であることは、通説としてまかり通っていますが、その信憑性を証明しているのがKKPと言っていいでしょう。

 

 第8位 楽天「プロジェクトV4」はKKP(ケチケチプロジェクト)(2月18日)

  http://diamond-rm.net/articles/-/9888

 

 

 第7位はイオン(千葉県)の岡田元也社長が株主総会で語った内容をまとめたものです。「イオン 岡田社長」(検索)、すなわち岡田社長の知名度によるところがアクセス数増加につながったものと思われます。何せ流通業界のビッグネームですからね。内容的には、①ウエルシアホールディングス、②首都圏スーパーマーケット連合、③ダイエーの新成長戦略についての3本立てでした。2014年内に、それらすべてについて具体的な手を打っている辺りは、さすがイオンという気がします。

 

 第7位 イオンの岡田元也社長が株主総会で語ったこと(6月2日)

http://diamond-rm.net/articles/-/10519

 

 

 第6位もイオン(千葉県/岡田元也社長)です。こちらは、岡田元也イオングループCEO(最高経営責任者)が入社式で新入社員に話した内容をまとめました。出席者はイオングループの新入社員約2600人。これに中国・アセアンの10か国の新入社員約680人をTV中継で結びました。新入社員から岡田CEOに向けての質問コーナーにて、訥々と誠実に回答する岡田CEOの姿がとても印象に残ります。

 

 第6位 「新入社員に期待する」 2014年4月1日、岡田元也イオングループCEOが入社式で語ったこと(4月2日、4月3日)

http://diamond-rm.net/articles/-/10168

http://diamond-rm.net/articles/-/10169

 

 以上、第10位から第6位でした。明日に続きます。