長く、オークワ(和歌山県/神吉康成社長)で広報・IR・秘書を担当してきた坂口博之さん(50)が、本日5月16日付で異動することになった。
現職に就いたのが2001年2月というから、実に13年3か月にわたって業務に当たってきたことになる。関西エリアの記者クラブ「関西流通報道記者会」がお世話になっている広報担当者の中でも最古株の1人。約13年の在籍期間は、出入りの激しい流通企業の広報担当としては異例の長さといっていい。
本当にお世話になりました。
坂口さんには、新店や店舗リニューアルなど、さまざまな機会にお話しをうかがったが、もっとも印象に残っているのは、「スーパーセンター オークワ南紀店」(和歌山県)を案内していただいた時である。忙しい中、ほぼ1日かけて、取材に同行してくれた。
和歌山市内からクルマで移動したので、企業の話のみならず、プライベートな話題も含めて、実に色々と話をすることができた。
また、SNSを使った広報活動にも早くから取り組んでいた。個人の「Facebook」を開設し、公の発表とは異なるユニークなアプローチで広報活動に当たっていた。
さて、異動先は、「スーパーセンター オークワセントラルシティ和歌山店」(和歌山県)の店長である。今年9月中旬の開業予定の新店。旧ダイエー和歌山店の跡地への出店だという。
オークワが強固なドミナントエリアを構築し、圧倒的なシェアを獲得してきた和歌山県内の市場状況も、過去数年間で変化の兆しを見せている。
2008年には、イズミヤ(大阪府/四條晴也社長)が和歌山市内にスーパーセンター紀伊川辺店を開店。2014年3月にはイオンモール(千葉県/岡崎双一社長)が敷地面積15万5000㎡、商業施設面積6万9000㎡という和歌山県内最大クラスの「イオンモール和歌山」を開業して多くのお客を集めている。
坂口さんが異動する「スーパーセンター オークワセントラルシティ和歌山店」は、こうした同業他社の参入から「牙城 和歌山県」を防衛し、さらにシェアを高める役割を担っている重要な店舗である。
ぜひ、がんばってください!
開業の際にはぜひ、取材させてください。楽しみにしております。
※5月17日(土)追記:来週の月曜日、火曜日と出張の為、BLOGをお休みいたします。次回の更新は、5月21日(水)になります。