米『CHAIN STORE AGE』誌(2014年4月・5月号)にコンサルタント企業「ジェフグリーンパートナーズ」のジェフ・グリーン社長兼CEO(最高経営責任者)が予測する10の消費変化が掲載されていた。以下に転載したい。
【数年内に予測される10の消費変化】
① モバイルが主流になる
② 発注から宅配までの時間が短縮される
③ 小売業はパーソナライズ(1人1人の属性や購買履歴に基づいて最適化)されるようになる
④ アウトレットでの買い物は増え続ける
⑤ 携帯電話が財布がわりになる
⑥ 大型店舗は勢力を縮小し続ける
⑦ クーポンサービスは、よりハイテク化していく
⑧ 地域密着型の商品・原料調達は、食品製造業や外食産業の手法を凌駕する
⑨ 店内体験はデジタルデバイスの活用によってさらによくなる
⑩ 小売業の値付はもっとダイナミックになる
グリーン氏は、こうしたトレンドの中で、「小売業は、従来よりも経験的になる(more experiential)必要がある」と結論している。