このBLOGでは、過去に何回か、従業員のモチベーション(=やる気)アップの重要性について書いた。
持論としては、モチベーション次第では、自力が《60》の人間が《100》の人間に勝つことは、それほど難しくないということだ。
たとえば、《60》の人間は、モチベーションを上げることで《80》の力を発揮することができるようになる。
一方、《100》の力を備えていても、慢心していたり、漫然としていれば、出せる能力はすぐに《70》ぐらいに落ちてしまう。
この2人が勝負した場合、僅差かもしれないが、《80》対《70》で《60》が勝つ可能性が大きい。
モチベーションとは、そういうものだ。
モチベーションを上げる方法は多々存在する。
ES(従業員満足)を上げたり、ストックオプション(従業員持ち株)制を導入したり、事あるごとに表彰したり、事あるごとの“ニコポン”…など、一方では従業員同士を競わせるというのもあるだろう。
それほど大きなコストを要さないモチベーションアップ方法というのも多くあるはずなのに、これを考えてみなかったり、実践しない経営者の気が知れない。