この月曜日、愛知県長久手市内と名古屋市内の店舗視察に行ってきた。
長久手市内では、アオキスーパー長久手店(長久手市東狭間1105番地)、アピタ長久手店(長久手市戸田谷901番地1)、カネスエ長久手店(長久手市卯塚23)、平和堂長久手店(長久手市東原山46番93)、旬楽膳日進店(運営はカネスエ:日進市岩崎町野田62番地)とクルマで移動。
そこから名古屋市内に戻り、タチヤ高針店(名東区勢子坊4-1005)、極楽フランテ(運営はヤマナカ:名東区極楽1-25)、オークワ名古屋守山店(守山区青山台628番地4)、バロー新守山店(守山区瀬古東2丁目1101番地)を視察した。
古くからドミナントを構えるユニー(愛知県/前村哲路社長)、ヤマナカ(愛知県/中野義久社長)に挑みかかる新興勢力のアオキスーパー(愛知県/宇佐美俊之社長)、タチヤ(愛知県/森克幸社長)、カネスエ(愛知県/牛田彰社長)…。
そして県外から市場獲得を進めてきたバロー(岐阜県/田代正美社長)。
参戦から間もないながらも存在感を見せる平和堂(滋賀県/夏原平和社長)、オークワ(和歌山県/神吉康成社長)…と新旧勢力が入り混じっての競争は日本流通業界の縮図を見るようでとても興奮した。
視察後に抱いた率直な感想は、「小売業の競争は“後出しジャンケン”が可能」というものだ。後発者は、相手を研究しつくすことができ、最新型の店舗で攻め込め入ることもできる。後発者には利があり、新興勢力の善戦ぶりが目立っていた。
いみじくも長久手市は、「羽柴秀吉」と「織田信雄・徳川家康」連合が戦った古戦場。約430年の時を経て、流通の世界では、再び、歴史に残るかもしれない戦いが繰り広げられている。