一言で食品スーパー(SM)というけれども、実はSMにも、いろいろな種類がある。
米国で発刊されているある専門誌を見てみると、
●食品スーパー(THE SUPERMARKETS)
・Supermarket-Conventional
・Supercenter(grocery &mass merchandising)
・Supermarket limited assortment
・Supermarket Natural/Gourmet Foods
・Warehouse grocery
・Military commissary
●食品スーパー以外の食品販売フォーマット(OTHER FOOD RETAIL FORMAT)
・Conventional Convenience
・Gas Station /Kiosk
・Superette
・Conventional Club
・Military Convenience Store
と細かく、分類されている。
なるほど、状況は日本でも同じだ。過去には、SMの店舗は企業ごとに大差なく、看板を替えれば、どの店も似たようなものだった。
しかし、ここ数年は、オリジナリティにあふれたSM店舗が次々と出現し、これらをSMという言葉で十把ひとからげに分類すること自体に違和感を抱かざるをえなかった。
ということは、上と同じではないにしても、日本のSMの分類方法も、もう少し細分化したほうが、いいかもしれない。
もちろん、それは、GMS(総合スーパー)、ドラッグストア、ホームセンター、百貨店などあらゆる業態について言えることだが。